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魅力発見!Vol.4
スノーボードでオリンピックを目指す!
今回の「魅力発見」は、スノーボードで海外でも活躍する浅沼 妃莉(ひなり)さん(文教1年・盛岡大宮中)。村田町に練習拠点を置き、自炊生活を送る浅沼さんに競技の魅力やこれからの目標について聞きました。
〇 スノーボードを始めたきっかけや競技の魅力などについて教えてください。
もともと両親がやっていて、5歳くらいから自然とスノーボードに親しんでいました。今は「スロープスタイル」と「ビッグエアー」という種目をやっています。競技の魅力は、難易度の高い技ができたときの達成感と、同じ競技に取り組む様々な年代の人と関わることができること! 年上の人や海外の人とも知り合えてとても楽しいんです!
〇 過去の大会での成績を教えてください。
オーストリアで行われる18歳以下大会「ワールドルーキーツアーファイナル」に3年連続出場していて、去年はその中のグロム(15歳以下のクラス)で、2位を獲得しました。今年の大会では、アクシデントで残念ながら決勝をリタイアしましたが、アジア予選は1位、本大会の予選も2位で通過できたので、十分な手応えを感じることができました。
〇 普段は村田町で一人暮らしと聞きましたが・・
村田町にオフシーズンの練習場があるので、その近くに下宿しています。放課後は仙山線とバスで帰り、そのまま練習場へ。2時間練習すると、下宿に帰るのは8時近く。それから自分で夕食を作ったり、洗濯をしたりして、あっと言う間に寝る時間になります。料理は、今まで全然していなかったので、作り方を母に電話で聞いたり・・・
〇 将来の目標を教えて下さい。
親が環境を整えたり、とても協力してくれているので、それに応えるためにもやはりオリンピックに出場したいです。次の北京オリンピック出場が大きな目標です。その後も競技を続けて世界をまわってみたいし、スノーボード用品のデザインにも興味があります。
〇 高校生活はどうですか。
実は、4月にオーストリアでの大会があったので、入学式後しばらく出席できなかったんです。何日かぶりで登校した時、きさくに話しかけてくれた女子が何人かいて、スムーズにクラスに溶け込むことができました。毎日忙しいけれど、今は友達もできて、高校生活を楽しんでいます。
親元を離れ、自活しながら競技に打ち込む浅沼さん。まだ高校1年とは思えないほどの自立心とバイタリティーに脱帽です。オリンピックでの雄姿を楽しみに待ちたいと思います。