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ONLY ONE! -きらめき人物図鑑― Vol.10
今しかできないことを求めて! 吉田 美咲さん(小松島文教コース3年・広瀬中出身)
少林寺拳法部に所属する美咲さんは、全国選抜やインターハイにも出場した実力者。でも今日紹介するのは、美咲さんの全く別の一面です。
小さいころから、スケッチブックに思いのままに絵を描いていたという美咲さん。いつしか周りの友達からも「描いて~!」とせがまれるほど絵が得意に。高校では部活動勧誘のポスターやスコラ手帳の表紙コンクールへの応募などで、その才能を発揮しています。
2018年スコラ手帳の表紙
少林寺拳法部新入部員勧誘ポスター
カフェ&ショップ『宙と海とMe』(そらとかいとみー)
オープンチラシのデザイン
美咲さんの描く絵は、細やかな線と美しい色使い、そして独創的な構図が特徴。輪郭線はボールペンや筆ペンを使い、彩色はカラーの筆ペンを使って描くのだそう。
「ワクワク感を大切にしたいから、最初から構図を決めないで思いつくままに描きだしてみるんです。そこからイメージが広がってどんどん描いていくという感じです。時には目をつぶって描くときもあります。」・・・なるほど・・・
「将来は、病院の壁やバスの車体やいろんな場所にイラストを描いて、楽しく明るい空間にできたらいいなあと思っています。」
では、美術系の専門学校に進むとか・・・?そう思って気になる進路について尋ねてみると、驚きの答えが返ってきました。
「4月からの3か月、ピースボートに乗って25か国を巡る船旅に出ます!」
ピースボートは本人の希望はもちろんですが、ご両親が「今しかできないこと本当にやりたいことをやればいい。先のことはそこから考えればいい。」と、強力に勧めてくれたのだそうです。
美咲さんは以前から高橋歩さんの本を愛読していたそうですが、その高橋歩さんがなんと!今回、同じピースボートに乗って講演をする予定だそうで、「これはきっと何かある!絶対に話しかけてみよう!」と、ワクワクしているのだそうです。
美咲さんの描く絵のように、これからの様々な出会いが、彼女の世界をどんどん大きく広げてくれることでしょう。長い船旅を終えた美咲さんにまた話を聞いてみたい!そんな気持ちにさせられたインタビューでした。