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オンライン「保護者のための進路学習会」開催!
5月30日(土)10:30~12:00 オンラインによる「保護者のための進路学習会」を開催しました。
本校初の試みとなる「Zoom」を利用してのオンライン学習会。
事前の申込者数は209名。画面上の参加者数はどんどん増えていきます。
開始直前、会場となったメディアセンターは緊張感に包まれました。
開始時間を待つ、小松島キャンパス教頭の池田先生と大友先生。
最初に、校長の五十嵐先生から、6月からも安心安全の学校運営を心がけること、また生徒の心のケアを第一に考えながら、教職員全員で見守りたい、とお話がありました。
講師は、ライセンスアカデミーの羽根田ひとみ先生。
「難しい話をしませんので、気楽に聞いてください」と前置きがあったあと、大学・専門学校・就職それぞれの進路状況や注意点、家庭の関わり方、学費・奨学金などのお金の話に至るまで、ご自分の経験やエピソードを交えた、楽しくわかりやすいご講演をいただきました。
参加者からは
・とても聞きやすく、参考になりました。
・話が楽しかった。
・Zoomだと参加しやすい(遠隔地からの参加も可能。実際に関西からの参加者もいらっしゃいました)。
・ずっと講演を聞いていたいと思える話し方・内容だった。
など、多数の「ありがとうございました」がチャットに流れました。
閉会にあたって、両教頭先生は
「進路達成には保護者の皆様と教職員のタッグが必要です。6月27日にPTAを開催しますのでぜひご参加ください」(池田先生)
「100%の進路実現を目指します!」(大友先生)
と語りました。
このように、オンライン「保護者のための進路学習会」は大成功のうちに閉会しました。
ご参加いただいた保護者の皆様、並びにライセンスアカデミーの羽根田先生、近藤さん、本当にありがとうございました!
以下、講演内容の一部をご紹介させていただきます。
【大学進学について】
・一般選抜では、家庭学習が大事、夕食の時間を一定にすると学習計画が立てやすい。
・総合型、推薦型選抜では、評定が大事。授業態度、課題の提出には真面目に対応すること。また学校を休ませないことも大事。
・オープンキャンパスには必ず参加することが大事。可能なら親も一緒に。
・聞き方・話し方・リアクションなどは親の影響を受けやすい。
【専門学校進学について】
・入るのは簡単だが、しっかりした学校ほど実践・実習・課題が多くて厳しい。この仕事に就きたいという強い気持ちが必要。
・エントリーと出願は別。あせらず、じっくり選んで出願して欲しい。
・ゲームやアニメーションは人気があるが、就職するときは狭き門。
【就職について】
・就職に必要なのは、第1位「コミュニケーション能力」 第2位「基本的な生活態度・言葉づかい・マナー」。わかっているのか、わかっていないのか、わからないのが一番困る。
・面接試験で不合格になった例:①面接の時にくつをそろえなかった。②消しゴムのかすを床に落とした。③食品会社では、ハンカチを持っていない(トイレのあと手を洗う習慣がないと判断されたのか?)など。
【おわりに】
・進路先について親も一緒に調べる。「親バカでいいんじゃないですか」(羽根田先生)。
・子どもからの質問にいつもきちんと答えると、何でも相談してくれるようになる。しかし、最終的には自分で決めたという自覚を持たせること。親は「こう思う」でいい。
などなど、ほんの一部ですが、印象に残った内容をまとめてみました。
私自身も小・中の子どもがいるので、親として子どもたちの進路決定をどのように支援していくか、とても勉強になりました。
※羽根田先生の講演の内容は、参加された保護者の皆様からのご要望もあり、後日「学校オンライン」にて配信されます。