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細谷翔馬選手(帝京大学4年)母校に凱旋訪問
今年の箱根駅伝往路5区(山登り区間)で、2年連続の区間賞獲得という偉業を達成した本校卒業生 細谷翔馬選手が3月11日母校に凱旋来校しました。
また、細谷選手は先日3月6日に行われた「東京マラソン」に出場。初マラソンで学生史上第3位となる2時間9分18秒という好タイムを樹立。華々しいマラソンデビューを飾りました。
〈五十嵐校長先生と陸上部の恩師渋谷先生に結果を報告〉
今回の来校では、「箱根駅伝」と「東京マラソン」の好結果を五十嵐校長先生、本校陸上部顧問の渋谷先生に報告しました。五十嵐校長先生からは「本校の誇りとなる素晴らしい活躍」と最大の賛辞の言葉と花束が贈られました。
〈五十嵐校長先生からお祝いの花束を贈呈〉
箱根駅伝往路5区(山登り区間)で2年連続区間賞というのは本当にすごいこと。陸上関係者や大学関係者からは、細谷選手に対して「山のペガサス」という異名が付けられました。名前の翔馬のとおり、馬が天を駆け上がるがごとく箱根の山をペガサスが駆け上がるような細谷選手の姿が思い浮かばれます。(しかも、ペガサスは偶然にも東北高校のシンボルマーク! これも何かの縁?)
〈箱根駅伝往路5区 区間賞のトロフィーとともに〉
大学卒業後は故郷の山形に戻り、天童市役所に勤務。エリート市民ランナーのトップとして競技を続けます。当面の目標はまず次回の※MGC出場。それを足掛かりに次のパリオリンピックさらにまた次のオリンピックを視野に入れています。
※「MGCとは?」(マラソングランドチャンピオンシップ)
日本陸連が主催するオリンピックマラソン日本代表選考会(一発勝負)のことで、MGCで内定条件に定められた選手がオリンピック日本代表選手に内定します。
〈物静かな口調の中にも芯の強さがうかがえる細谷選手〉
物静かで朴訥な好青年。質問に対しても真摯な姿で素直に受け答えする姿には誰しもが好印象を抱き、思わず応援したくなります。
東北高校時代に培われた「自分で考える練習」。高校3年間でその基盤がしっかりとできたおかげで競技力が向上していったと語ってくれました。今後、マラソンやハーフマラソンなどの様々な大会の記事で細谷選手の名前を目にすることが多いと思われます。ますますその活躍に注目です。
〈トロフィーには5区区間賞 名前 記録が刻印されています〉