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SDGs探究学習 進めています!! 文理コース1年生のワークショップ

トピックス 22.06.28

6月27日 文理コース・アルファ 1年生の1組と2組が SDGs について探究学習を行いました。

今回、お招きしたのは JTB教育営業課課長 佐藤 慶一 様です。

SDGsって、最近、いろいろなところで見聞きするのですが、その深い内容まで理解し、また実践している人は少ないのではないでしょうか? 今回は身近で分かりやすい題材を用いて説明してくださいました。

まずはじめに、SDGsの概要を動画で学習します。現在の人間の営みが、大きな影響を及ぼしていることを学びました。また、これからの10年間がとても重要であること、2100年の世界の姿を想像してみる「未来を予測する力」の大切さを実感していきます。

最近、とても耳にする「プラスチック問題」。ウミガメの鼻に、15cmものストローが入っていた動画はとても痛々しく、心苦しくなりました。このような悲劇を人間が生み出している、という環境破壊の現実を象徴しているシーンでした。

世界一汚染された水を生活用水として使うことしかできない人々のこと、2ドル(約270円)のTシャツを作るために信じられない低賃金で働く少女たちがいる国。私たちが当たり前に生活している世界の裏側に、大きな問題がひそんでいることを学んでいきます。

そして、「地球温暖化」に焦点をあてて、ワークショップ形式の学びの時間に進みます。このままのペースで地球温暖化が進む世界と、人間の努力によって温暖化をおさえていった世界の違いについて学びました。2つの世界を予想した「仮想の天気予報ニュース」はとても分かりやすく、自分の生活にとても身近な問題であることを感じることができたのではないでしょうか?

そして、今日の目標点である「今日から何をする(アクション)」について考え、話し合い発表しました。

「使っていない照明を消す」「なるべく自動車を使わないで生活する」・・・ いろいろな「アクション」が生徒のみなさんの言葉として生まれてきました。それは「地球の未来」を自分のこととして考えている、大切な証明のようです。地球のために、未来のために真剣に学ぶ生徒の皆さんの目は輝いていました。

地球温暖化という世界的な課題に向けて、「自分の生活の中から働きかけていくことの大切さ」を学んだ、そんな2時間だったと思います。

2030年まであと8年。わたしたちは、未来の「HOME=地球」を守っていくことができるのでしょうか? それは私たちの生活のひとつひとつの積み重ねによるものであることを、あらためて実感できた「探究」だったような気がします。

みなさん 今日 帰ったら何をしますか?

そして 明日からどんな生活をしていきますか?