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一人でも多くの命を救うために~「いのちの輝き」講演会~
7月13日(水)小松島キャンパスで、講師に「骨髄バンクを支援するやまがたの会」会長の小野寺 南波子さんと同会会員の信夫 貴吉さんをお招きし、「いのちの輝き」講演会が行われました。3クラスは三楽ホールで直接お話を聞かせていただき、小松島キャンパスのそれ以外のクラスと泉キャンパスの全クラスが各教室でオンラインでの視聴となりました。
教室でオンライン視聴しているみんなに向けても自己紹介
小野寺さんは三男の守さんを17歳という若さで急性白血病で亡くされています。守さんを亡くされてから一時生きる希望を失いかけたという小野寺さん。その後、「骨髄バンクを支援するやまがたの会」の発足に参加し、また守さんの闘病生活やこころの葛藤などを伝えることで生きる気力を取り戻し、精力的に活動してこられました。
優しい口調で話す小野寺さん
今日の講演では、守さんの闘病中の様子やその時に守さんが書いた「心のメッセージ」を紹介してくださるとともに、骨髄バンクについてもわかりやすく説明してくださいました。
ご自分の体験を語る信夫さん
信夫さんは骨髄移植(提供)の経験者で、友達の息子さんが白血病になったことをきっかけに骨髄バンクに登録し、実際に二度骨髄移植をした経験から、骨髄バンクの必要性や重要性を話して下さいました。お話の中で「人を助けたいと思ったら躊躇している暇はない」「人助けすることですばらしい出会いがあり、いいことばかりです」という言葉が印象的でした。
生徒会から感謝の花束
至誠館1階に展示中の守さんの「心のメッセージ」
「いのちの大切さ」について考える貴重な機会を与えて下さった講師のお二人、本当にありがとうございました。