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文教コース1年 佐藤 歩さん「空道 全日本ジュニア選手権 U19 男子準優勝」

トピックス 23.12.14

半年前の今年6月15日、本ブログにおいて「ONLY ONE!―きらめき人物図鑑― Vol.4」 【「空道」世界大会優勝】というタイトルで紹介した佐藤 歩さん(文教コース1年 成田中出身)

この度、また新たに「2023 空道全日本ジュニア選手権大会 U19 男子準優勝」というビッグな成績に輝きました。進化を続ける佐藤君に再度インタビューを行いました。あらためて紹介いたします。

〈両脇の青の道着の選手は別のカテゴリーで同じく上位入賞を果たした後輩たち。二人とも日本を代表する選手です。〉

 

〈またやってくれました!本当におめでとうございます〉

 

〈今回の全日本ジュニア選手権大会の準優勝について、率直な感想は?〉

今回は風邪をひいてしまい、しばらく何もできない病み上がりの状態のまま大会を迎えてしまいました。けっこうきつい状態で試合に臨むことになりましたが、でもまあそれなりに何とか力を出せたので良かったと思います。

 

〈当日の表彰式です〉

 

〈試合前、集中力を高めます〉

 

〈前回の世界ジュニア優勝の時はアンダー16、今回はアンダー19となりました。そのカテゴリーが変わりましたが、実際に対戦してみてどうでしたか?〉

U16とU19とでは顔面への突きや蹴りが認められるなど大きくルールが変わることもあり、さらに体格・体力がまったく違うため、試合中相手との距離感をつかむことが難しかったです。そのため、練習の段階から同年代の対戦相手との練習量が足りなかったことが大きなハンディと感じました。決勝戦で負けたのは明らかに経験値の差だったと思います

 

〈半年前の世界ジュニアU16の時と比べて、自分の中で何か大きく変わったことは?〉

大きく変わったことは特にありません。ただ、周囲の人たちに支えてもらっているという意識は以前よりも強くなっています。両親・家族・道場の先生や先輩・仲間の人たちに対する感謝の気持ちは前よりも強くなっています。また、異種格闘技を取り入れた練習ということで、「柔術」には今でも継続して道場に通い取り組んでいますが、キックボクシングは時間の関係で最近行くことができていません。

 

 

〈あらためて今後の目標は?〉

まずは後輩たちの手本になれるように努力することです。そして自分を目標とした後輩たちが自分を超えるような実力をつけてくれるよう手伝いができればと思っています。

また「空道」をもっと多くの人に知ってもらいたいというのが一つの願いです。総合格闘技としての醍醐味や迫力を知ってもらい、空道の裾野を広げることに貢献したいと思います。

 

前回同様、質問に対して一つひとつ心を込めて真剣な表情で答えてくれる姿は本当にすがすがしいものでした。誠実な人柄は前回同様まったく変わりません。今後も確実に大きく成長してくれることでしょう。ますます応援したくなりました。ガンバレ!

 

〈今大会の試合中の画像をあらためて掲載します〉

「立ち技から寝技へ、積極果敢に攻撃を仕掛ける佐藤君」

 

「鋭い眼光、迫力が伝わってきます」

 

「一瞬たりとも気を抜くことはできません」

 

「相手を圧倒する気魄」