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ONLY ONE! -きらめき人物図鑑― Vol.16
「未来を担う高校生オンラインサミット」参加
橋口 堅さん(文教コース3年・仙台一中出身)
5月30日に開催された「未来を担う高校生オンラインサミット」に学校代表として参加した橋口さん。このサミットは、高校生連携協議会が主体となり、各高校の代表者が「ICTの導入、活用について」「9月入学について」「学校行事について」という三つのテーマについてオンライン上で意見交換を行ったものです。
― そもそもこのオンラインサミットに参加するようになったきっかけは何ですか。
まず、生徒会にこの話が来て、ぼくは生徒会で役員をしているので、出てみようということになりました。今まで勇気を出して何か新しいことに挑戦するという機会があまりなかったので、そんな自分の殻を破りたいという気持ちもありました。
― 実際に参加してみて、いかがでしたか。
実際にいろんな人の意見も聞いて、自分の考えも言葉にしてみると、頭の中の考えと現実とのギャップや違いもはっきりして、より考えが深まりました。最初は9月入学に賛成だったのですが、ほかの人の意見を聞いて、なるほど、そういう考えもあるな・・と少し考えが変化したりとか。改めて、人と話すことって大切だなあ、と思いました。
― 東北高校でも、しばらくオンラインの授業が続きましたが、どうでしたか。
もちろん実際の授業の方がいいのですが、オンライン授業にも良さがあって、たとえば、自分は夜型なのですが、自分の生活のペースに合った時間帯に授業動画を視聴できると、効率よく勉強できるということはありました。
― 生徒会ではどんな仕事をしているのですか。
自分は文化体育委員長という役割ですが、主に文化祭のプログラム作りや部室の使用状況の確認などをしています。今年の文化祭はコロナの影響を考慮しなければいけないので、頭を悩ましているところです。
― 今後の進路や将来の夢など教えてください。
関西の大学に指定校推薦での進学を希望しています。大学では経済を専攻したいと思っています。
将来は家電量販店の販売員になりたいという夢があります。家電製品をお客様にプレゼンしてみたいですね。そのためには、流通のことや経済のことをまずしっかり学ぶ必要があると思ったんです。
オンラインサミットでは、他の人の意見もしっかり尊重しつつ、自分の意見をはっきりと述べる高いコミュニケーション能力を見せていた橋口さん。生き生きと表情豊かにインタビューに答えるその様子を見ていると、何年後かに、魅力的な家電販売員になって楽しそうに商品の説明をする橋口さんの姿が浮かんでくるようです。
※オンラインサミットの様子を視聴したい方は「YouTube 未来を担う高校生オンラインサミット」で検索してご覧ください。